こんにちは、テラです。
2021年末に親が買い替えて下取りに出す予定だった軽トラのキャリートラック(da63t)をゆずってもらいました。
10数年以上仕事で乗り回し、メンテナンスも車検のみというかわいそうな扱いをされていたので少しガタがきてますが、まだまだ走れて遊べると期待してる車両です。
今回はキリのよい走行距離になったのでエンジンオイルとエレメントを自分で交換します。
というよりも無駄に費用をかけたくないというのが本音でございます(笑)
もくじ
暖気運転をしてからオイル交換をはじめる
エンジンを暖めてオイルをサラサラにすることで抜けやすくします。
キャリートラックはそのままでもオイル交換ができますが、作業効率を考えて少しだけジャッキで持ち上げました。(前輪が浮くか浮かない程度)
ジャッキだけに頼らずジャッキスタンドをかませて安全対策を取りましょう!
ドレンボルトをはずす
ドレンボルトをはずしてエンジンオイルを抜きます。
ドレンボルトは運転席側から下をのぞくと確認できます。
17mmのレンチで少しゆるめたら廃油の受け皿としてオイル処理ボックスを配置します。
ドレンボルトをはずすのにドレンプラグツールがめちゃくちゃ便利です!
先端が強力なマグネットになっているのでドレンボルトにくっつき、回していくと簡単にはずせます。しかもオイル処理ボックスに落ちないし手も汚れません!
暖気後のオイルは熱いからやけどの心配もなしですよ!
ドレンプラグツールはDIYでオイル交換する方に全力でオススメです!
オイルが抜けきるまでコーヒーでも飲みながら少々待ちます…素人作業なので完全に最後の1滴まで抜ききることはできませんけどね。
僕はポタポタが止まったらOKにしてます。
パーツクリーナーで汚れを落としドレンボルトを取り付けます。その時ドレンボルトのガスケットは内径14mmの新しいモノに替えます。
エレメントをはずす
次にエレメントをはずします。エレメントは助手席側から下をのぞくと確認できます。
エレメントは専用のレンチを使ってはずしますが、ちょっとゆるめる程度までしか使いません。
ゆるんだ後は手で回してはずします。
回していくとドバドバとオイルが垂れてくるので、先ほど使ったオイル処理ボックスを配置しておきます。
こちら側も取りはずした後はポタポタが止まるまで待ち、パーツクリーナーでキレイにします。
新しいエレメントをつける
新しく取り付けるエレメントはモノタロウで購入したお安いエレメントです。
純正のエレメントよりきも~ち大きい感じです♪「大は小を兼ねる」といいますからね(笑)
こちらのエレメントは絶対にコストパフォーマンス高いですぞ!
新しいエレメントは取り付ける前にゴムパッキン部分に新しいオイルをうすく塗布します。
手で締めていき止まったところでレンチを使って少しだけ締め付ける程度で十分です。
新しいオイルを入れる
エンジンオイルはモノタロウの10W-30を使っています。1リットル当たり約360円とコストパフォーマンスが高いのでめちゃくちゃオススメです♪
今回はエレメントを交換したので3リットル入れます。
エレメントを交換しなければ2,8リットルです。
エンジンオイルの注入口は助手席の座席を上げた下にあります。
座席の上げ方ですが、まず座席の下のカバーをめくるとキャッチクリップが1つ現れますのでそれを解除して座席を起こします。
ヘッドレストにひもがぶら下がっているのでその先端の輪を起こした座席の金具に引っ掛けて固定します。これで作業しやすくなります♪
オイルを入れた後はキャップを元に戻してエンジンを始動させ暖気運転をします。
暖気運転の間にオイル漏れがないかチェックしておきます!
オイルレベルの確認
エンジン停止後にオイルゲージでオイルレベルを確認します。オイルゲージは運転席の座席を上げた下にある、先が黄色の輪になっている棒です。
運転席側の座席の上げ方も助手席とほとんど同じですが違う点が2つあります。
はじめに背もたれを倒してから座席を起こすこととキャッチクリップが2か所あることです。
黄色のリングを引き抜きオイルゲージを出します。一度ウエスでふき取ったあと、再び差し込んでもう一度引き抜きます。
オイルレベルの印の間に油面があればOKです!
まとめ
エンジンオイルやエレメントの交換はやってみるとけっこう簡単にできる作業です。作業も普通にやれば20分程度で完了しちゃいます!
わざわざ工賃を支払ってお店にやってもらうのはもったいないですから、ぜひチャレンジしてみてください♪
今回の費用(オイル、エレメント、パッキン、オイル処理ボックス):2000円弱(工具類は含まず)
走行距離:135000km
最後にもう一度手順のおさらいです♪
- 暖気運転後に平らな場所に停めてジャッキアップ
- オイル処理ボックスを配置してドレンボルトをはずしオイルを抜く
- ドレンボルトを締めてエレメントをはずしオイルを抜く
- 新しいエレメントのパッキンにオイルを塗布して取り付ける
- 規定量の新しいオイルを入れる
- オイルキャップを閉め暖気運転をしてオイル漏れがないか各部チェックする
- エンジン停止後オイルレベルゲージで油面を確認する
- オイル処理ボックスを可燃ごみで捨てる
自分でやると愛着がわきますからね♪